記憶の旅猫・美麗島ワン伝(笑)。
君子は豹変するのが商売であります。
前回、今回の投稿を以って一端台湾から離れる宣言を致しましたが
最終回にも拘らず、つい「ワン」の写真ばかりを選択してしまい
流石に猫撮り屋の風上にも置けない体たらくと反省。
次回の旅猫写真を一端の区切りとさせて下さいな。
ニャンだかな~(笑)。
それにしても撮っていた、ワン写真の数々。
意識は全くなかったのですが。
より人間社会に密接して生きているからこそ
猫の生態とはまた異なった絵に惹かれて
無意識にレンズを向けていたのでしょうね。
まだまだあるぞ~。
晴れて彼の地に伺候適った時候には、必ずや
猫同様に犬の姿を追い求めてしまうだろうな。
倍のSDカードを持って行かなくちゃ、だわ。
記憶の旅猫・美麗島外伝6。
私信です。
次回の掲載をもちまして
美麗島から一端別の旅先にGo To(笑)。
いや、ストックはまだまだ売るほどあるのですが
選択に緊張感が薄れて来てしまった気がするものですから。
次の目的地はどこにしようかな。
さらに南下するか、取って返して北に向うか。
はたまた一端帰国しましょうか。
旅の楽しみは計画段階から始まっているとは正しく至言。
悩みこそ無上の喜び、ですね。
記憶の旅猫・美麗島外伝4。
台湾の街にはニャンよりワンが良く似合う!?
この街では人間に並ぶ基本的犬権が保障されています。
要するに、ほったらかし、なだけなのですが~。
なので車やバイクが飛び交う大通りをのんびり渡ったり
生鮮市場に自由に出入りしたり、近所のご隠居宜しく
おおらかな行動で、存在感を堂々主張しています。
4枚目の光景は典型的な台湾犬あるある。
足を組み替えたら、何かにむにっと触れたなんて経験は
彼の地では特段トピックではありませぬ。
猫撮り屋の僕としては、あくまでサブ被写体として
気が向いた時に犬にレンズを向ける程度でしたが
今回のアーカイブ化を通じて
「犬の方が絵になる・・・」
と、危うく禁断の言葉が口を衝きそうになりました(笑)。
記憶の旅猫・美麗島外伝2。
台湾の街スナップとバイクの姿は身土不二。
何をどう撮っても、必ず写り込んで来て
ああ台湾の写真だと、観る人を納得させてくれる
下手っぴカメラマンには欠かせない小道具です。
それだけに、路上ついつい目を皿のようにして
2枚目のような香ばしい光景を追い求めて仕舞います。
それにしても4人乗りとは、数多く眼にした
定員オーバーシーンの中でも最長不倒でしょうね。
物理的に流石にこれ以上は乗りようもないでしょうし。
次点は3人プラス最前列に犬、かな。
確か撮った記憶があるので、発見出来たら
早速開陳させて頂きます。
記憶の旅猫・美麗島外伝。
「美麗島」編も早や7回目の掲載と相なりましたが
とにかく写真のストックが膨大で、セレクトに難儀しております。
今日び事務処理が追っつかないのはいずこも同じ
先立つものさへあれば、外注に出す気満々なのですが(笑)。
で、せっかくなのでと言い訳しいしい
猫探しの作業中に眼に留まった台湾らしい光景を
しばしの虫養いとして頂ければ。
未整理のデータ量は、台湾だけであと1TB程度か。
東京、沖縄、韓国、その他もろもろを合計すると・・・。
えらい作業に着手してしまった~。
記憶の旅猫・美麗島にて6。
一枚目の写真は、今はなき花街を巡る路地裏の早朝。
30年ほど前のガイドブックでは、決まってこのエリアと
街の顔である観光夜市が大きく紹介されたものです。
元総統が台北市長だった時代に、艶っぽい飲み屋は一掃されましたが
7、8年ほど前の街の気分は尚、当時の臭いを強烈に湛えていて
深夜の一人歩きは、男でもちょっと勘弁でありました。
今は大分健全化され、新しい店と廃墟が入り乱れる状況に。
有名なお寺さんも近所だし、例えれば浅草的な
温故知新不易流行の気概に満ちた台北の下町です。
三枚目も既に姿を消した、牛肉麵の露店のカウンター下。
ゴロゴロ入っている具の牛肉を、ついポイッと、したくなる。
つい数年前まで、台北駅のすぐ横の地で、こんな雰囲気の
半露天牛肉麵屋さんが味を競っていましたが
ターミナル工事に伴って、現在は見る影もありません。
話せば長くなるので来し方の故事は割愛しますが
味も汚さも、これぞ本場の牛肉麵! を味わえるストリートでありました。
五枚目は、おまけです(笑)。
記憶の旅猫・美麗島にて5。
台湾なら人、漢字、バイク、屋台etc.。
いかにもその土地らしい光景を
猫と一緒に収められた時の気分は最高。
2枚目は、その意味では難しい一枚ですが
ガジュマルの気根が、南国で撮った写真だよと語ってくれました。
記憶の旅猫・美麗島にて3。
時の流れに身を任せていたら、写真の好みが著しく変貌していた?
この度、お篭もり生活の慰みも兼ねて、「記憶の旅猫」と銘打ち
せっかくだから、整頓の合い間に再会したいくつかの写真を
見て頂ければと、本ブログも同時に展開しておりますが
ご紹介している写真の約半分が、実は今回が初出である事実に
正直な処、少々戸惑っております。
お気に入りの一枚は、当然昔ブログにアップしている訳ですから
今シリーズの初出写真は、撮影当時は気持ちをそそられなかったものと成ります。
今回で言うと、実に1、3、4枚目が初お目見えです。
何故当時見逃してしまったのか、皆目見当がつきません。
特に3枚目なんか、今ならいの一番に見て頂きたくなる筈なのに・・・。
撮影時から約10年、撮り方も見る目も進化したから。
そう信じたい処ですが、残念ながら僕は、最早自分の才能に
幻想を抱いてしまうような年周りではありません。
まあ、好みが変わったから、という事にして
ひたすらコツコツと、愛しい一枚の発掘を続けて参りましょう。
記憶の旅猫・美麗島にて2。
猫に会いたいのなら、先ずは早朝&夜間の食堂街へ。
結構な確率で、屋台や調理台の下、食材置き場などで初次見面。
店内のテーブル下の確認もお忘れなく。
おこぼれを期待する瞳の誘惑に抗うのは至難の業。
つい、ポイっと、ね(笑)。
尤もテーブル下では、圧倒的に犬が待ち構えている
ケースの方が多いので、そのダルな仕草に驚かれませぬよう。
南国では、犬だってまだまだ自由なのです。
記憶の旅猫・美麗島にて。
遂に海を越えてしまった(笑)。
このシリーズ、長くなるかも。
僕が猫の写真に惹かれ始めたのが2008年の春。
当時は仕事の関係で年に数回台湾に出掛けていました。
昼間は当然お仕事にいそしみますが
夜討ち朝駆けはもちろん、少しでも時間が空くと
足先は路地へと迷い込み、アポ時間に
遅れそうになる事もしばしば。
今回アップした写真は2009年に撮影。
これから2008年~2012年時代の作品から
毎回4枚ご覧下さい。
NHKの「路」の触発されての今シリーズとなります。
ドラマはまあ、懐かしくこそあれ
ホレたハレたを期待していた訳ではなかったので
肩透かし感が半端ではなかったのですが(笑)。
では、解禁より一足お先に
素晴らしき美麗島への旅をお楽しみ下さいませ。
記憶の旅猫・利休鼠の雨の島にて5。
決して猫で有名な島、ではないのですが
都会に比べたら出会いのチャンスは格別です。
港と猫が織り成す景色は、本当に魅力的ですね。
さて、次はどの場所に出掛けましょうか~。