10年前の愚かな誤解。
「いい男に育てよ」。
一途な眼差しに魅せられて
思わずこう声掛けしながら
パチリとした瞬間、三毛子さんだと
気がついた・・・。
いやはや。
ダイバーシティをてっきり
潜る人のためのショップだと
思い込んでいたジジイのたわごとを
ま、許しておくれ~。
約10年前の記憶と記録の蔵出しでした。
歩は日向へと。
梅雨寸前の一瞬間。
真夏を迎える前に残された快適な日向を満喫せんと
こまめに歩をあちこち運ぶ、路地猫たちのお昼前。
緑色ではない緑色。
青柳、萌黄、若菜、はたまた若草。
う~ん、この緑は一体何色なのか???
商売柄「色見本」と呼ばれる、印刷時の色を
具体的に指示するカラーチップを所有していますが
中でも「日本の伝統色」シリーズには
いわゆる緑色だけでも100を優に超える
サンプルが紹介されています。
青柳、萌黄、若菜、はたまた若草・・・
萌木色にも遠からずかなぁ。
その差はもう微妙すぎて老眼親父には正直判別不能です。
今僕が使用しているモニターは
表示色1677万色、色域sRGB99%カバー何ぞと謳っておるが
1000年も前の日本人が愛でていた自然色の
何分の一も再現できていないわけですね~。
改めて「枕草子」あたりから勉強し直そうか。
ねこまた、再び。
あ~、もう恐ろしくて夏の猫写には出掛けられん・・・。
ねこまた。
どえらい瞬間に出会いました。
この後いきなり猫の影がぬ~っと伸びて・・・。
慌てて逃げ出した僕の耳に
ピチャリピチャリと油を舐めるような
音が追いかけてきましてね。
いきなり夏の陽気は勘弁して欲しいですよね。
くわばらくわばら。
くわばらくわばら。
しばらくモデル役をお願いしていたブチ君でしたが
チリンチリンに、くわばらくわばらと退散の図。
残念至極! ではあるものの
次の瞬間、自分が往来の邪魔物であると自覚
慌ててカメラを引きました。
気を付けないと・・・。
ニュース沙汰にはなりたくないものです。
くわばらくわばら~。
どん詰まりの無愛想な面々。
通い始めてもう13年になるかしら。
このどん詰まりでは今でも何匹もの猫が
向かいのお宅の世話になりながら
周辺の皆さんから愛されています。
その割には、どいつもこいつも無愛想でしてね。
もう少し寄りたいな、お触りNG店でしたか?などと
悶々たる思いに捉われ続けて参りました。
久しぶりの邂逅にも、懐かしがったのは僕だけで
ここから半歩にじり寄った瞬間
シロキジ君はあっという間に姿をくらましました。
写真を確認したらよぅ、後ろのこなんは既に
トンズラの態勢に入っておるじゃないのぅ。
やれんのぅ~・・・。