古都猫色7。
おいちゃんたちと猫たちとが営んでいた生活は
この川沿いの風物詩でもあったわけですが
近年の異常気象の影響か、はたまたとある意識がなせる業か
気付けば、すっかり清潔な遊歩道と化していました。
古都中頃のメイン通り近辺に並んでいた
床下の猫ハウスも姿を消していましたから
まあ、気象対応なのでしょうね。
ニュース映像で見る限り、明らかに生活レベルを
越えた濁流が大暴れしておりました。
そんな諦め気分で歩いていた●条橋下。
いたじゃないか、と駈け寄ったトラ君の首には
実に可愛らしいお世話の輪っかが。
おいちゃんたちは、どうやらこの地を卒業したらしいけれど
踏み止まった君たちは、新しいパートナーと
生活を始めているいるのですね。
とりあえず、熱いだろうと影に引き込もうとした僕ですが
トラ君は頑と構わずゴロゴロ熟睡。
そんな天下御免な態度に
「まだまだ大丈夫」と
よくわからない励ましを貰った僕でした。
専用通路。
車両は言うに及ばず、人間も進入禁止。
光差す時間帯、この路地は猫天国。
16mmの猫景色3。
昨日の、撮って出し。
今年はこの1枚で、桜の季節は撮り修めかなあ…。
明日からは、また机にかじりついての
お仕事三昧の日々が再開するものですから。
ありがたいお話ですよね。
頑張ろう。
16mmの猫景色。
「猫がいてくれる街風景」をテーマに写真を撮る身だけに
最近はフルサイズの一眼デジカメに、16~35mmの
広角ズームレンズ1本で下町撮影に励んでいます。
結果、猫のアップが本当に少なくてね。
なかなか、人ウケする一枚に程遠い~(笑)。
通常は35mm固定で、人間の見た目と同様~よりやや広い
画角感覚で撮影しているのですが
ズームレンズたあ、また便利な代物でしてね。
リングをぐいっと超広角側に回すと
時に街の風景がいきなり
存在を主張してくる瞬間を感じたりもする。
この写真の場所は、再開発がほぼ決定し
ここ数年相当揉めるでしょうが、時代の流れには抗えない街。
撮る身としては、ついつい街の風情を大きく捕らえたくなるわけです。
猫より街の記録が僕のテーマかもしれないと、悩んだりする瞬間ですね。
う~む。
尻りあい。
最近マメに通う路地の一場面。
僕が同人参加している「東京猫色」でアップしたシーンの数秒後。
顔が写っていなくとも、絵になる場合もあるのかしら。
うかつには、シャッターボタンから、指を離せませんね。
それにしても、老師でもないのに走らされた12月。
猫写には一切出掛けられませんでした。
もう、晴れ晴れとした日々が続いていたというのに~。
というわけで、やっと明日、何とか~~~。