僕は忘れない 南の島の市場猫 最終回。
(2017年10月25日、26日に撮影)
11月1日に華やかに開幕した「のうれんプラザ」。
中旬にかけて、各ショップも続々とオープンし
那覇市に新しいランドマークが誕生します。
(琉球新報の記事より、ちと拝借~)
これを期に、有名な牧志の公設市場、安里の栄町市場の
再開発の声も上がりつつあり、ここ数年、議論が
かまびすしく交わさせる事でしょう。
お金の問題や人間関係など、それはそれは多くの
艱難辛苦を経てたどり着いた新生農連市場です。
店子の皆さんの商売が永劫成り立ちますように
心より祈念してやみません。
それだけに、再開発と言う名の計画に潜む是々非々を
経済的のみならず、文化的、社会的観点からもきちんと取材し
正確な報道の全国への発信を、特に新聞2社に期待します。
1980年代初頭、再開発阻止闘争に揺れ、多くの人々の記憶に
傷を残してしまった農連市場の例があるだけに
再開発問題でも必ずや発揮して頂けますよう。
数年に亘り、綴りご紹介して参りました、南の島の市場猫のお話ですが
今回を持ちまして、一応の大団円とさせて頂きます。
ご愛読、心より御礼申し上げます。
これからの時期は、飛行機やホテル代が跳ね上がるので
底値を打つ年明けにでも挨拶に赴き
エピローグ的に市場の最新状況を、軽くご紹介できたら。
おばあ、おじい、そして猫たちが64年間を過ごした
この場所は更地になっているかもしれませんが
市場の生きとし生ける者たちは、新たな環境に順応し
何事もなかったかのように、今と同じ生活を送っている事でしょう。
「なんくるないにゃ~」
乞う、ご期待!
(2008年3月24日に撮影。農連市場での、僕のファーストカット)
なんか読み返していて、本ブログ自体が終了する気に成ってしまった(笑)。
違いますからね、沖縄の猫だってこれからもどんどん紹介するのだ~。