守護。
夜ご飯をむさぼる、突然この場所に現れた子猫たち。
当初はもつやもたざるや、たいそう心配したものですが、
あれから2ヶ月、健気に育ってくれている様子。
この子達の守護天使は、この場所から数軒先の中華屋の女将さん。
写メに興じるカップル達の後ろに隠れるように、
スーパーの袋を抱えて、オズオズしている姿が却って目を引きます。
「この前、怒られちゃって」
会釈した僕に、問わず語りでそうこぼしながら、
すばやくフードを与えると、足早にその場を後に。
よく見ると、餌の下には、敷かれたクリアファイルの姿が。
ご近所への気配りが為せる業。
30分後には、跡形もなく片付けられていたのは、言うまでもありません。
撮ってる場合じゃ無いだろう…。
何十度目かの自己問答、悔恨、懊悩。
とにかく、暫く通います。