自由猫たちの館

東京下町、沖縄、台湾の猫たちを中心に。

記憶の旅猫・美麗島にて4。

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台湾こそ猫カフェ発祥の地。

ま、一回は行っておかないとね(笑)。

 

少々侮って入った学生街の一軒でしたが

スタイルが日本式とは全く異なっていて

普通のカフェに普通の猫がうろうろしておった。

看板猫がたくさんいる喫茶店の趣きですね。

受験生が真面目に勉強しておる。

加油

 

亜熱帯のこの地だけに、写んぽに一休みスポットの確保は必須。

舐めてかかると、マジにぶっ倒れるぞ。

で、台湾の猫カフェなら、おじさん一人でも大丈夫だと。

衛生面の懸念などは知った事ではない。

 

ビール、確かメニューにあったと思う・・・。 

 

 

記憶の旅猫・美麗島にて3。

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時の流れに身を任せていたら、写真の好みが著しく変貌していた?

 

この度、お篭もり生活の慰みも兼ねて、「記憶の旅猫」と銘打ち

猫写真アーカイブ化を牛歩ながらも進めています。

せっかくだから、整頓の合い間に再会したいくつかの写真を

見て頂ければと、本ブログも同時に展開しておりますが

ご紹介している写真の約半分が、実は今回が初出である事実に

正直な処、少々戸惑っております。

 

お気に入りの一枚は、当然昔ブログにアップしている訳ですから

今シリーズの初出写真は、撮影当時は気持ちをそそられなかったものと成ります。

今回で言うと、実に1、3、4枚目が初お目見えです。

何故当時見逃してしまったのか、皆目見当がつきません。

特に3枚目なんか、今ならいの一番に見て頂きたくなる筈なのに・・・。

 

撮影時から約10年、撮り方も見る目も進化したから。

そう信じたい処ですが、残念ながら僕は、最早自分の才能に

幻想を抱いてしまうような年周りではありません。

まあ、好みが変わったから、という事にして

ひたすらコツコツと、愛しい一枚の発掘を続けて参りましょう。

 

 

記憶の旅猫・美麗島にて2。

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猫に会いたいのなら、先ずは早朝&夜間の食堂街へ。

結構な確率で、屋台や調理台の下、食材置き場などで初次見面。

 

店内のテーブル下の確認もお忘れなく。

おこぼれを期待する瞳の誘惑に抗うのは至難の業。

つい、ポイっと、ね(笑)。

 

尤もテーブル下では、圧倒的に犬が待ち構えている

ケースの方が多いので、そのダルな仕草に驚かれませぬよう。

南国では、犬だってまだまだ自由なのです。

 

記憶の旅猫・美麗島にて。

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遂に海を越えてしまった(笑)。

このシリーズ、長くなるかも。

 

僕が猫の写真に惹かれ始めたのが2008年の春。

当時は仕事の関係で年に数回台湾に出掛けていました。

昼間は当然お仕事にいそしみますが

夜討ち朝駆けはもちろん、少しでも時間が空くと

足先は路地へと迷い込み、アポ時間に

遅れそうになる事もしばしば。

 

今回アップした写真は2009年に撮影。

これから2008年~2012年時代の作品から

毎回4枚ご覧下さい。

 

NHKの「路」の触発されての今シリーズとなります。

ドラマはまあ、懐かしくこそあれ

ホレたハレたを期待していた訳ではなかったので

肩透かし感が半端ではなかったのですが(笑)。

 

では、解禁より一足お先に

素晴らしき美麗島への旅をお楽しみ下さいませ。

記憶の旅猫・利休鼠の雨の島にて5。

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決して猫で有名な島、ではないのですが

都会に比べたら出会いのチャンスは格別です。

港と猫が織り成す景色は、本当に魅力的ですね。

 

さて、次はどの場所に出掛けましょうか~。

 

記憶の旅猫・利休鼠の雨の島にて4。

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お馴染みアップシリーズ(笑)。

exifデータを確認したら、カメラはEOS20D

レンズは機種名が出ない18mm-200mmの高倍率ズーム。

当時シグマを使用していた記憶があります。

つまり換算320mmの弩アップですね~。

 

ボケの入った写真が撮れた時は本当に嬉しくて

モニターを眺めながらニコニコしていたものです。

記憶の旅猫・利休鼠の雨の島にて。

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2009年の晩秋、猫写の先輩方と繰り出した、詩でも有名なとある島。

当日は謳われている通りの生憎な空模様でありましたが

数々の出会いと、名物のマグロの漬け丼を存分に堪能して参りました。

 

あれから11年、災厄が明けたら、すぐにでも再訪してみたい

目的地の一つです。

 

記憶の旅猫・坂の街にて6。

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アーケード街のおしゃれの店は、未だ健在。


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繁華街でのお約束も先行きは不安です。


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お、小津安二郎監督ではありませんか。新作のロケハンですか?


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市街地の懐かしい生活風景は、この街でも思い出になりつつあるようです。

 今回は猫の名所として紹介しましたが

全国的には文学や映画のメッカとして有名です。

個人的にベスト1の文豪や映画監督と

深い縁で結ばれているだけに

次回の訪問では、こちらも堪能せねば。

 

コロナ時分の妄想猫写旅。

さて、次回からはどの地に出掛けましょうか。

 

記憶の旅猫・坂の街にて5。

 

 

 

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二泊三日の猫写旅でしたが、実質的には

初日は午後入り、最終日も昼出の強行軍。

にも関わらず、撮れ高だけは存分だったのは

一重にこの街の環境の成せる術だったのでしょう。

まさに猫の天国でした。

 

後年、この街には二、三年前に一泊お邪魔した限りですが

猫影は大分薄く成っていたようです。

猫のみならず、人の影さえも・・・。

 

実は11年前に気付いていました。

 

当時、車はもちろん、自転車の進入さへも

拒否するように屹立していた坂道は

まさに猫天国形成のよすがであったわけですが

老齢化が進むばかりの地域住民の生活を

遠からず圧迫する存在へと変貌するだろうと。

 

猫の最大の理解者である老人が住み続けらない街は

最早猫天国足り得えない訳で・・・。

 

東京からは正直結構な道程を必要とする街ですが

近々、もっともっと通って、この街の人と猫との記憶を

認めたいと痛感しています。

記憶の旅猫・坂の街にて4。

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僕の猫写師匠の教えは
「物語を感じる写真を撮りなさい」。

 

ご尤もなお言葉なのですが、これが難しい。

動きとか雰囲気とか意識はするものの

実際に物語が写せたと実感できた経験は正直乏しいわけで・・・。

 

自分の意識をより猫の側に踏み出しシャッターを切る大切さ。

 

自分の写真は傍観者の視点から見ているだけの

お気楽なものに過ぎないのです。

まだまだですねえ~。

 

 

 

 

 

記憶の旅猫・坂の街にて3。

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今回の「坂の街にて」シリーズは

2009年に撮影した写真を再現像してお届けしています。

 

当時は猫写に取り組み初めて間もない頃。

見る猫聞く猫全てが可愛くて、夢中でしなやかな姿を追い掛けました。

で、気付くとアップばかりを狙っていたの図、と相成るわけです(笑)。

 

新幹線に乗ってわざわざ出掛けた街にも関わらず

「これでは何処で撮った写真なのか、よく分からないじゃないのよ~!」

な一枚が量産される体たらく・・・。

 

最近僕の猫写スタイルは、デジタル一眼レフに35mm単焦点

コンデジの28mm、35mmのクロップ使用がデフォ。

街の風情に猫が寄り添う光景を、ひたすら追い求めています。

 

それだけに、この猫の大きさたるや、当時の自分を思い返し

微笑ましくもあるのですが、一方で「主役は猫!」を

外連なく主張する強さに気圧される心持ち。

 

今回の過去作品の回顧、再現像、アーカイブ化は

僕は猫の何を撮りたいんだろうと改めて想いを巡らす

大変良い機会になったと喜んでいます。

 

 

 

記憶の旅猫・坂の街にて。

 

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歩くだけで、これ程しんどい思いに

見舞われる街と初めて出会いました。

 

坂だらけ(笑)。

 

今回ご紹介する写真は全て11年前に撮影したものとなりますが

今よりも大分若かったにも係わらず、あっという間に息が上がり

猫写などどうでも良くなって仕舞い勝ちの体たらく。

 

先を行く猫の姿を認めても

足が追いつけない情けない旅と相成ったのでした~。