自由猫たちの館

東京下町、沖縄、台湾の猫たちを中心に。

古都猫色8。

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この町に通い始めて10年足らず

初めてこの路地を見つけました。

川とお寺と崖線に囲まれひっそり佇む家並みとどん詰まりの路地。

当然、いました(笑)。

 

「あなた、NHKに出てる人でしょ」

通りすがりのおばあちゃんから一言。

はい、これで3回目の嬉しい人違いです。

まあ、一見風貌が似ていない事もないので~。

やはりこの一帯、一昔前は野良猫であふれていたとか。

もう5年早く気付いていれば、と後悔し切り。

 

「この町に来る事はもうないかもな・・・」

そんな悲観的な思いがぬぐえぬ3泊4日でしたが

最後にまた来よう、そう思い直させて貰えた

素敵な出会いに恵まれた旅となりました。

 

そうだ、また古都へ行こう。

 

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古都猫色7。

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「橋の下自由軒」(ピンと来る方がいたら喝采!)を舞台に

おいちゃんたちと猫たちとが営んでいた生活は

この川沿いの風物詩でもあったわけですが

近年の異常気象の影響か、はたまたとある意識がなせる業か

気付けば、すっかり清潔な遊歩道と化していました。

 

古都中頃のメイン通り近辺に並んでいた

床下の猫ハウスも姿を消していましたから

まあ、気象対応なのでしょうね。

ニュース映像で見る限り、明らかに生活レベルを

越えた濁流が大暴れしておりました。

 

そんな諦め気分で歩いていた●条橋下。

いたじゃないか、と駈け寄ったトラ君の首には

実に可愛らしいお世話の輪っかが。

 

おいちゃんたちは、どうやらこの地を卒業したらしいけれど

踏み止まった君たちは、新しいパートナーと

生活を始めているいるのですね。

 

とりあえず、熱いだろうと影に引き込もうとした僕ですが

トラ君は頑と構わずゴロゴロ熟睡。

そんな天下御免な態度に

「まだまだ大丈夫」と

よくわからない励ましを貰った僕でした。

 

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古都猫色3。

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雰囲気十分の路地を発見。

「あ~、こーゆーところを猫が歩いていてくれれば」

とぼやいていた僕を、ものすごい勢いで

追い抜いて行ったブチ君。

とっさにカメラを持ち上げシャッターを切ったものの

この一枚が限度だった・・・。

 

今回、3泊4日の京都旅で撮影したカット数は僅か980枚。

1日ではありません、全体でです。

朝から晩まで足を棒にして歩いて

出会えたシーンは10にも足らず・・・。

 

かつて足繁く通った猫スポットは

今回その全てが姿を消していました。

本当に減ってしまった・・・。

 

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古都猫色2。

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寺社仏閣に猫の姿は何故かくも似合うのか。

やはり仏典をネズミの害から守るために

渡来したからなのですかね~。

 

この神社では多くの猫がお世話になっていますが

その立ち居振る舞いはどこか高貴で

やはり都人に愛されて来た血筋は大したものだと妙に納得。

 

それにしても、D5に70-200mF2.8でキメたN爺さんが

ポッケからネコじゃらしを取り出した時は

もうどうしたらよいのか、大変困惑致しました~。

 

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古都猫色。

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このような出会いに恵まれるのだから

山道をふうふう登った甲斐があるというものです。

 

数年ぶりの京都の街は、驚くほど変貌を遂げていました。

錦小路も先斗町も、商売はさぞかし繁盛している模様でしたが

その分、情緒を楽しみに訪れる街ではなくなりました。

 

そして出会えた猫の数も・・・。

 

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16mmの猫景色3。

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昨日の、撮って出し。

 

今年はこの1枚で、桜の季節は撮り修めかなあ…。

 

明日からは、また机にかじりついての

お仕事三昧の日々が再開するものですから。

 

ありがたいお話ですよね。

頑張ろう。

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16mmの猫景色2。

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教則本などには、広角レンズ使用時ほど

被写体にぐいっと寄って、躍動感や奥行き感を

表現すべしなどと、よく書かれているわけです。

 

その伝で行くと、猫はまさに広角レンズの

被写体として打ってつけの存在なわけですが

何故、僕が撮るといつもこうなってしまうのか…。

 

猫を力強く捉えて、路地の奥行きをきちんと見せる。

ローからあおる感じかな。

せっかくバリアングルのカメラを使っているのだから

今度こそ、新しいスタイルに挑戦せねば。

 

と、机の上では力強く誓うのでありました。

 

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