自由猫たちの館

東京下町、沖縄、台湾の猫たちを中心に。

僕は忘れない 南の島の市場猫。

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来る11月1日を以って、沖縄県那覇市の公設青物市場

「農連市場」の旧棟で行なわれていた商行為は

すべて川を挟んだ向かいの新棟「のうれんプラザ」に移行、閉鎖。

南の島の市場は、昭和28年以来の歴史に幕を降ろします。

 

市場跡は近々高層マンション郡へと変身。

那覇市で最も懐かしい風情を保っていた一帯には

一転、最新形の都市がその姿を現わす予定です。

 

先週、市場に最後の挨拶に行って参りました。

ところが、愛猫家代表のおじいが廃業していたという

ショッキングな情報に、いきなり心が折られるなど

些か辛い2泊3日の撮影行と成った次第です。

 

本来は24時間張り付くつもりだったのですが

映画「用心棒」の寂れた宿場町の様相を呈し始めた

市場に踏み止まるのが精神的にきつく

ついつい市内の、もう一つの市場に浮気したりして…。

 

今日アップした写真ですが、上2点は2015年撮影。

下2点は撮ったばかりのもの。

かつて子猫が走り回っていた、かつてのメイン棟はとうにありません。

 

年内にも市場にユンボが入るのではないか。

堪らない不安感に襲われた僕は、猫の姿よりも

間もなく記憶となる風景を、一心不乱に追い求めてしまったのでした。

 

しばらく、今回の撮影行の様子をお届けしたいと思います。

 

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ラストデイズ 南の島の市場猫6。

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遂に新聞等にて正式報道がなされました。

 

10月17日新市場オープン、南の島の市場は10月末を以って閉鎖。

順次取り壊し、近い将来マンション郡がこの場所に誕生します。

 

時は正に、僕がこの市場の変遷を写真展示させて頂く

「渋谷ルデコねこ写真展」の開幕日。

渋谷ルデコねこ写真展 – 今を生きる猫たちのキロク・キオク

 

10年近くに亘り通って記録した場所が、会期と共にその使命を全うする。

これも因縁か、深い感慨が胸をよぎります。

 

でも、ね。

この写真、9月26日の撮影なんです。

ご覧の有様なのですが、17日って、本当に間に合うのか?

 

何せ南の島はウチナータイム、全てがヨンナー(ゆっくり)な土地柄。

市場の再開発だって、僕が通い出した当初から

来年には取り壊しさ~、と言われて来たものですし。

 

実際、僕が朝ご飯を頂く、近所の素食食堂のニイニイからは

「早くて11月下旬でしょ。何故か知らないけど、市場より

地権者のためのマンションなんか先に作ったものだから

ここまで遅れちゃったんだよね」

などと、些か香ばしい事情もお聞きした次第。

 

いずれにしても、写真展が終了次第南に向わねば。

実質最後の撮影行になるやも知れません。

寂しいなあ…。

 

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ラストデイズ 南の島の市場猫 番外。

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おなじみ「横浜赤レンガ倉庫ねこ写真展」のスピンオフ企画として

10月17日(火)~23日(月)の期間、渋谷のギャラリーで開催される

「渋谷ルデコねこ写真展」の初日まで、後1週間となりました。

渋谷ルデコねこ写真展 – 今を生きる猫たちのキロク・キオク

 

今年は32名、団体の作家と、約300点の猫写真が一堂に会し

北海道から九州沖縄まで、日本全国の猫写真を楽しんで頂けます。

 

斯く言う僕は、お伝えしている通り、「南の島の市場猫」で参加。

本日アップした写真は、会場でご覧頂けるブックの表と裏面。

約10年に亘り撮影した、この市場の変遷の記録になります。

実際の展示は、A2判の大判写真で8~10枚を予定しております。

 

ん、この期に及んで「~」って何よ、「予定」って?

そうなんです…、未だ展示写真が決められません…。

何たる優柔不断、右顧左眄、○の腐ったような性格~。

 

今回展示する写真のサイズはA2判なので、個人では普通プリント出来ません。

そこで、プロである主催者さんに依頼するわけですが

悩んだ挙句、2回に分けて、結局12枚もプリントしてしまいました。

 

A3ノビで参加していたら、今頃我が家のプリンター周りには

使い切ったインクカセットとNGプリントが、山と積み上がっていた事でしょう。

 

頂いたスペースを勘案すると、貼れてMAX10枚、かな。

12枚から何を選択し、どう並べるのか。

寧ろ8枚で割り切ったほうがいいかもしれない。

展示タグや、「市場」の何たるかの説明書きの場所も必要だし。

 

頂いた会場マップとギャラリーの寸法表を睨みつつ

改めて12枚のインデックスを打ち出し、パズルをこれから始めます。

でも現場を見たら、また悩んじゃうんですよね~。

 

ちなみに、一緒に参加する「東京猫色」の同人、やすえひでのりさんは

事前に現地を視察し、サイズ感を確認されるそうな。

ちなみに僕は、今日も明日も飲み会なのだ。

まあ、人間の出来が違いますな…。

 

何はともあれ後1週間、お楽しみに!

 

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ラストデイズ 南の島の市場猫5。

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先日、僕が同人参加している猫写真ブログのミーティングの席上で

リーダーから「猫が写っていない写真はアップ禁止」と

面と向って叱責を喰らったのですが~(笑)。

でも、猫いるもん…。

 

とにかく「猫がいる街景色」を撮りたくて、残したくて。

気付くとどんどん引き、レンズも広角路線をまっしぐら。

結果、猫が豆粒のように潜む写真の量産と、相成った次第です。

 

今日の一枚もそんな感じでしょうか。

 

左に間もなく姿を消す昭和が佇み、右に平成の光景がほどなく姿を現わします。

そして二つの元号の分岐点を、猫がしたたかに生き、歩んでいるの図。

また、手前に「餌やり迷惑」のポスターを配する事で

猫たちと人間との関係が、決して御伽噺のようには語れない

複雑さを有している現実も象徴、猫達の不安定な未来を表現しています。

 

消え行く昭和の寂寥な景色には、僕の人生そのものも

投影されている事は、言うまでもありません。

 

って、冗談ですが(爆)、半分本気です(笑)。

感性よりも理屈が先に立つ性格です。

若い頃、教条主義的な世界にはまってしまった所為かなあ~。

 

そんな事ばかり考えてシャッターを切っているから

お前の写真はいつまで経っても下手くそなんだと怒られて仕舞いますね。

いやはや。

 

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ラストデイズ 南の島の市場猫4。

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一年前までは50mmに夢中で、単焦点レンズ一本で何も不便を感じませんでした。

 

その後、僕の猫写師匠から「お前の画角は35mmなり」との御託然が下り

それを受け、現在は16~35mmのズームレンズを付けっぱなしで愛用しています。

 

当初は35mm位置にテープを貼り付け、ストイックに教えを恭順していたのですが

嗚呼、何の性か、気が付くといつの間にかズームリングが

ジリジリと広角側に廻り始め、今では24mm付近が心地良い場所に…。

 

で、この市場写真の画角は16mm。

ここまで堕ちてしまった、不肖の弟子をお許しください、師匠(笑)。

 

まあ、要するに、単焦点レンズを1本買う気満々なわけです。

それを何mmにするのか、そこが問題なのだ。

 

みんな、めっちゃ明るいし、何より軽いし。

24か35か。

仕事よりも、悩みは深いぞ。

 

って、この写真も展示したかったな。

10月17日より始まります最大級の猫写真

「渋谷ルデコねこ写真展」の情報は↓から。

 

渋谷ルデコねこ写真展 – 今を生きる猫たちのキロク・キオク

 

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ラストデイズ 南の島の市場猫3。

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こっちだったかな…?

類似カットの連投、すみません。

10月17日から始まる、「渋谷ルデコねこ写真展」での展示予定写真の

アナザーを、もう一枚アップさせて頂きました。

 

というのも、今に至ってもどれが良いのか分からず。

プリントはとうに発注スミなので、差し替えは叶いませんが

それでも未だに悩んでしまう。

何やら、展示予定の一枚が、一番駄目写真に思えてきました(笑)。

 

一つののコンセプトの元、数を絞り込み

自らが意図した世界観を観客に主張する。

 

リアル展示ならではの醍醐味なわけですが

一方、僕のようなちゃらっぽこには少々荷が重く

いい年しながら懊悩するばかりで、写真一枚選べやしない。

 

如何に普段から、のんべんだらりと生きているかを

痛感する次第です。

典型的なノンポリだからなあ~。

 

写真展での展示予定枚数は8~10枚。

プリントしたのは12枚。

現場の雰囲気やスペースを見て決めるつもりです。

 

う~ん、やはり外すか…。

 

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ラストデイズ 南の島の市場猫2。

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シャッターを切った瞬間、貰った、と直感しました。

 

消え行く古い建屋、工事の進捗を想起させるユンボ

そしてバックには聳えつつある新市場棟。

すべての要素が猫とともに一枚に収まりました。

 

真ん中あたりにもう一匹いて欲しかったけど

ま、これでいいのだ。世の中そうそうままならん。

 

この写真は絶対写真展で観て頂こう。

帰京してウキウキしながらDPPを立ち上げたら、ガーン…。

ピントが来ていないじゃないのよ~。

 

実は、最近、増えているんです。

老眼で夜目が効かなくなって幾星霜。

カメラのAFに頼りっぱなしの僕ですが、合わないんですよねえ。

 

勿論、カメラの所為ではありません。

ファインダーを覗いても、猫自体が良く見えていなくて

隣の石にピントを合わせちゃったりするわけです。

もう、笑い話。

 

その場で気付けばすぐ修正しますが、急いているケースなどでは

いちいちモニターを確認するわけではありませんからね。

 

悔しいなあ。

ブログなら何とかなるか。

ぶつぶつつぶやきながら、結局アップしちゃいました~。

ご笑覧ください。

 

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ラストデイズ 南の島の市場猫。

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夜6時半の市場にて。

日の入りが遅い南の島も、この季節、流石にギリギリの光加減。

今日の工事は終わっていたものだから、そろそろ高みの見物があるかもと

期待して覗いたら、やっぱりね(笑)。

 

10月17日(火)から開催される、「渋谷ルデコねこ写真展」に出す

写真選択の最後のあがきで、夕方5時半着、翌12時発の飛行機で

南の島に弾丸撮影出張をして参りました。

 

今回の僕のテーマは、年内には再開発で生まれ変わる

南の島のとある公設市場に生きる、猫と人との生活写真です。

 

食べ物を扱う市場の中を、我が物顔で猫が歩き回っておる。

都市良識派の面々が目にしたら、ひっくり返りそうな光景が

今も日常風景として生き残っています。

 

尤も、昭和28年に作られた造作と、南の島特有の緩さがあってこそ

許されて来た市場文化であり、ビルに建て変わった日には

流石に継続し得るわけもない昭和の歴史でしょう。

 

その工事は正に追い込み、11月末がXデイ、かな。

60優余年演じられて来た、猫と人間との素敵な舞台は

間もなく大団円の時を迎えます。

 

今回、実際の写真展での掲示は8枚程度ですが

集大成をまとめたブックを作成しましたので

お越しの際はぜひお目通しくださいまし。

10年に亘り記録して来た写真から、念を入れて選りました。

 

宜しくお願い申し上げます。

写真展の具体情報は↓から。

渋谷ルデコねこ写真展 – 今を生きる猫たちのキロク・キオク

 

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光りと影の国の君たち。

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光りと影が織り成す下町光景に寄り添う、猫の姿が大好きなのですが

そうそうこちらの都合のよい場所ばかりには、居ちゃあくれない。

絶好のシチュエーションなのに、影の国で居眠りを決め込むばかりの奴に向かい

地団駄踏み鳴らし、ののしった恥ずかしい経験は数知れません。

 

そんな折り、某カメラ雑誌の「猫写真」特集に目を通していたら

とある猫写師匠が「最後にトーンカーブで暗部を持ち上げて完成」

と書かれている記事に出くわし、思わず膝を打ったものです。

「そか、これで影に居る猫は明るくなり、日向の猫の

明度はそのままの傑作が一丁上がりではないか!」

 

と早速、かつては諦めてお蔵入りとしていた、光りと影の国に居る

猫写真を引っ張り出してきて、初めて真面目に

トーンカーブとやらをいじくってみたのですが

「なんじゃこりゃ…」

 

まあ、典型的な、当て事と褌が向こうから外れおった次第。

ただカーブをいじるだけで、「I口ブルー」の世界が再現できると

都合の良すぎる心根を抱いた私が馬鹿でありました。

 

無知な人間の無謀な操作は、何をどうスライドしても効果を発揮せず

仕舞いには、昭和のテレビ のSF効果みたいな

サイケ調の作品が一丁上がってしまった訳でして。

 

で、何とかかんとか漕ぎ着けたのが今日の一枚。

実際の画像データでは、手前の猫がぐっと暗くてね。

素人にしちゃあ、まあ、よく頑張ったかしら。

 

精進精進。

足立区にて。

 

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私信、新カメラ習熟期間。

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このところ、ありがたい事にお仕事が少し立て込んでいて

なかなか猫撮りに行く機会を見つけられず

新しいカメラの練習が、思うように参りません。

 

今まで愛用していた6Dと、若干色の出が異なる気がしていて

設定をいろいろいじって居るのですが、ままならず。

 

現像ソフトで如何に調整するかが肝かな、とも感じているのですが

純正タイプは新型にしか対応しておらず、こちらもまた練習しなくちゃだわ。

調整する度に、画像がガクガクと挙動不審だし…。

 

今度の仕事が抜けたら、パーッと南の島に習熟撮影行と参りますか!

 

荒川区にて。

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私信、新愛機デビュー。

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いよいよ新愛機、EOS6D2がデビュー。

向こう数年間に亘って、僕の猫撮り人生を支えて頂く事になりました。

ここ数日天候に恵まれず、どうしたものかと逡巡しておったのですが

天気予報での本日昼間の太陽マークに期待、ちょっくら下町へ。

 

取り扱った印象ですが、立ち上がりが瞬間遅くなったかな。

でもそれ以外は、全ての能力で初代を凌駕していると感じました。

特に高感度性能とAFは格段の進歩を遂げたもようで

センター以外の測距点が、普通に使えて嬉しい(笑)。

 

僕の実力には、正直過ぎた相棒ですね。

 

連写も想像以上にサクサク行っちゃうので

読み書き優秀なSDカードを用意してあげないと。

 

体育館やプールで、動き物を撮る機会が楽しみでなりません。

宜しく、新しい友人。

 

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私信、決戦は火曜日。

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いよいよ、いよいよ。

明日、新しいカメラを、伴侶として迎えるつもりです。

 

スパッとピン札で購入出来る甲斐性があれば宜しいのですが

なかなか人生ままならず。

今、いくつかのカメラやレンズをきれいに拭いたり

ストラップを外したりしています。

 

みんなありがとね。

君たちと共にした歩みは、僕の猫写真人生そのもの。

撮った写真を見れば即、カメラもレンズも、君らの名前がわかります。

 

捨てられないゴミ屋敷ジジイ予備軍として

全員棺おけにまで連れて行くしかなかろう。

ここは一丁大枚はたくよりなしと、心は一端傾いたのですが

嗚呼、現実はそれを許さじ。

小市民の僕には、そこまでの肝っ玉の大きさと

分厚い財布は持ち得ないのでありました。

 

何を手放し何を残すか。

目の前の相棒をとっかえひっかえ。

心は千々に乱れておりますが、そろそろ決断の時。

 

実は週末に新しい伴侶に頼る予定が既にあり。

それまでに一通りの習熟は必須の状況。

決戦は明日、それがタイムリミットなのであります。

 

久しぶりに最新カメラを購入すると言うのに

心情がかくも塞ぐ奇怪さ。

 

昭和も半ばの人間ですから仕方ありませんよね。

わかるかなあ、わかんねえだろうな~。

 

葛飾区にて。 

 

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私信、お前と同行二人。

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いよいよ発売されました、キヤノンEOS-6D2。

信頼あるショップへの書き込みレビューも、納得出来る内容で

いよいよ購入へのカウントダウン開始。

来週中には、間違いなくこの子を手元に抱ける事でしょう。

って、在庫、大丈夫だろうな~。

 

で目下の悩みは、購入資金の手助けとして、どの機材を断捨離するか。

今、僕が所有するEOSデジタルは全部で7台。

初代Kiss、KissX50、20D、初代5D×2、初代7D、そして初代6D。

それにしても初代ばっかりだな(笑)。

僕の経済状況の変遷が明瞭で、なかなか香ばしいですね~。

 

尤も、断捨離すると言ったって、値がつくのは

辛うじて5D以降でしょうか。

事情的に2台態勢は確保したいので、6Dは手元に残したい。

でもそうならば、他機種をドナドナしても

経済的にはあまり意味がないかな。

 

あと5Dには特に思い入れがあって、もう12余年の親友。

ISO800までなら、今だって最前線の画質ではないでしょうか。

(流石にそれはないか~)。

秒間3コマで、バコンバコンと盛大な騒音を巻き起こす

必殺のモータードライブを、是非お見せして差し上げたい。

 

また、撮影後いきなりエラー表示が出て、どうしたのかと訝しんでいたら

脱落したミラーが、カラカラ筐体内で跳ね回っていた。

●chでは当時、そりゃあ鬼の首を取った様な大騒ぎが展開されたものです。

 

それにしても、修理してもらった後に、素子クリーニングをお願いに

再度訪れたSCでの会話は傑作だったな。

 

「お客さま、ミラー落ちの補強を無償でさせて頂きました」

「いえいえ、実は以前一回落ちていて、既にご対応頂いておりますよ」

「はい存じております。しかし、弊社としてより確実に対応させて頂くべく

更に強固な処置を無償で施させて頂いた次第です」

ひょっとして、それでも落ちたな…(爆)。

 

20Dだって、Kissから替えた時のパフォーマンスに

感激した思い出は、今でも鮮明に記憶しています。

へ垂ってしまったレリーズボタンを、何度交換して貰った事か。

奴との出会いは、確か2004年の事だったか。 

 

だめだだめだ、断捨離能力が僕には欠如しているようです。 

どうやら、かくしてここに、ごみ屋敷ジジイ予備軍が誕生ですね。

どうせ使いもしないのに、手放せない。

EOS秘宝館を開くわけでもなかろうに ~。

 

さて、諭吉先生を我が家に招聘する準備に入らねば。

6D2とも同行二人、終生添い遂げるためにね。

好きだぜ、EOS!

 

葛飾区にて。

 

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町景色クリエーター。

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ともすれば硬質な印象に成りがちな

午後の斜光が生む町のライトアップに

ここしかないでしょう、という場所に居て

何ともいえない柔らかな効果を与えてくれる存在。

猫は町景色の大したデザイナーでもあるようです。

 

葛飾区にて。

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青空の門番。

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この階段を駆け上がって、青空のもと下町景色を睥睨し、大声で青春を叫びたい。

そんな衝動に駆られましたが、白黒君の冷静と大人の良識に

おじさんのリビドーは、しっかりと押し留められました。

…、よかった(笑)。

 

荒川区にて。

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